産後の不調の全て ~ よくある症状と解決法

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産後の不調の全て

当サイトでは、産後に起こる体調の変化や不調の症状と、その原因、解消法を紹介しています。

主な不調の原因

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妊婦中につわりで苦しんだ方、早産の可能性で安静入院、妊娠中毒症、難産などいろいろな試練を乗り越え、やっと赤ちゃんと出会えた感動は、女性として最大の喜びです。あれだけの苦しみを味わってもまた2人、3人と出産するのはそれだけ尊いことなのだと思います。でも出産してからの生活が毎日明るく楽しいものではありません。

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まず授乳が始まり、おっぱいが思うように出ない。赤ちゃんの愚図りの理由がわからない、両親から『どうして泣かせてるの』という言葉、なんといっても睡眠不足から精神状態がおかしくなってきます。

床上げ2週間と言われますが核家族化が進む中、産後すぐ動かないといけない女性はたくさんいます。そして産後無理をすると後々響くと聞きましたが本当でした。長い時間、赤ちゃんの泣き声が近所に響くと迷惑がかかってしまうと1人で育児に悩み、引きこもり状態にもなります。自分でも気が付かないうちに うつになっていたのだと後から自覚しました。

『赤ちゃん、かわいいわね』と声を掛けられても可愛いと思える余裕がない、受け答えも面倒にさえ思ってしまう時期がありました。うつになると、やる気がおきず、何をするのも億劫に感じてしまいますが今は育児サークルや赤ちゃん相談コーナーを設けている団体がたくさんあります。

仕事をずっと頑張ってきた女性は気が付かないまま過ごしてしまうこともあるようです。市・区役所へ思い切って情報を探しに行ってみましょう。ママ友達と同じ悩みを分かち合い、気持ちをぶつけてみれば意気投合できる方はきっと見つかるはずです。子育て経験豊富なアドバイザーもいますので1人で悩まず、相談してみましょう。産後をうまく乗り切れるスベをいろいろアドバイス頂けるはずです。


産後の悪露について

出産後、通常1ヶ月間は悪露と呼ばれる血液を含んだおりものがあります。これは子宮内膜や胎児の卵膜、産道の分泌物がはがれ落ちて出てくるものです。産後すぐは血液をたくさん含んでいるため赤い出血で、時間がたつにつれて色は褐色から茶色になっていき、量は徐々に減って、大体1ヶ月ほどで終わります。

出産時に子宮内についた傷や痛んだ筋肉が子宮の収縮によって治っていくことで悪露の量も減っていきます。もし悪露が産後すぐに終わったり、逆に2ヶ月以上など長く続きすぎる、または量が増えたときは子宮の回復に問題があるか、もしくは胎盤や卵膜の一部がまだ体内に残っている場合があるので医者に相談をして処置する必要があります。

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出産をして入院している1週間ほどの間は産褥パッドの大きいサイズが必要なほどたくさんの悪露がありますが、退院する頃には生理ナプキンの夜用をこまめに替える程度で足りるようになります。産褥パッドはたいての場合産院で用意されていますが、念のために支給されるかどうか入院前に確認しておきましょう。

また出産の入院準備には生理ナプキンを多めに用意しておくとよいでしょう。そして膣や子宮に菌が入らないように消毒綿で前から後ろに拭いて清潔に保ちます。消毒綿は二度使わずに必ず使い捨てます。

産後に体を安静にせず無理に動いたり重たいものを持つと、子宮の回復が遅れて悪露がなかなか終わらなくなります。床上げまでの1ヶ月はあまり無理をせずに静かに体の回復を待ちましょう。

よくある一時的な体調の変化

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出産前後というのは女性にとって最も体質が変わったり、体調の変化が起こりやすい時期です。産後の代表的な不調の一つに蕁麻疹があり、これまで特に敏感なタイプでもなかった人やアレルギーがなかった人が、食事や衣類の生地、些細な体調の変化ですぐにかゆみや発疹を生じるようになります。これは、産後一時的にみられる症状で、蕁麻疹も出産してから半年程度すればそれほど現れなくなるといわれています。

産後の諸症状の原因については諸説ありますが、一般的に言われているのは出産によるホルモンの急激な減少、授乳中の毒素の溜め込み、睡眠不足などです。出産前は妊娠を維持するために女性ホルモンの分泌量が通常よりもはるかに多くなりますが、出産するとこれらのホルモンは一気に通常の状態に戻ります。これによって更年期障害に近い状態に見舞われる人も多く、体調の変化もホルモンバランスの乱れに伴うものであると考えられています。

また、授乳中は母乳の中に毒素を入れないように腎臓で必要な栄養素と毒素をきちんと選り分けて、毒素は母体に残し、栄養分は母乳として赤ちゃんに渡すという体の働きから、毒素を普段よりもためすぎて不調となって現れるという説もあります。

加えて、授乳中は昼夜関係なくなく赤ちゃんの世話と母乳づくりのために睡眠・栄養不足になりがちで、普段よりも体の不調が表れやすいといわれます。いずれにしても、産後しばらくは体をゆっくり休め、きちんと栄養を摂ることが重要です。

葉酸の摂取は要継続

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ベビ待ちの時期、妊娠中に葉酸は必要とされている話は有名です。プレママ雑誌にも飲むことを推奨している記事が掲載されているので、葉酸サプリのランキングなどを参考にしながら、妊娠中はサプリメントを用意している人も多いです。ですが、この成分はいったいいつまで必要なのでしょうか。

必ずしも守らなくてはいけないわけではありませんが、産後も残っているサプリメントがあるのなら続けて飲み続けるべきです。その理由は、葉酸がもつ性質にあります。胎児の細胞を作るはたらき以外に、血液を作る手助けをするはたらき、子供の細胞を作るはたらきもしているからです。

産後すぐ、やせ形の女性に多いのは貧血で悩まされることです。ベビーが産まれたとしても、母親は休みなし。入院中、母乳を与えて、睡眠時間も削られてしまっている人は貧血になっている人も多いです。鉄剤を処方されることもありますが、血液を作る手助けをする葉酸も効果があります。そのため、入院中は産後も飲み続けてみてください。

また、ベビーには母親から出る母乳を1ヶ月程度は与えた方がいいとされます。産まれて1週間の母乳は初乳と呼ばれるのですが、ベビーは最初、ミルクだけしか飲まないわけです。そんな時、母親が葉酸をしっかり摂取していると、ベビーの細胞を作る手助けをすることができ、成長も促してくれます。

授乳中の貧血、ベビーの生育にも関係があるとされる成分、葉酸。産後も積極的に摂取することで、母体にもベビーにも効果があるとされています。

産後のよくある不調や身体の変化